P・K・ディック・・・その昔、結構読みました。夫が購入した分も含めて、結構本棚にあります。私の方は、お決まりの「ブレードランナー原作:アンドロイドは電気羊の夢をみるのか」から入りまして、印象的だったのは「去年を待ちながら」(もうストーリーは忘れました。印象深かったということのみです)
で、何作か読んでみたら難しい→挫折というコースを。
再度、映画「トータルリコール」原作の「模造記憶」などを・・・
今回の短編集「髑髏」ダークファンタジーコレクションのラストを飾る作品(ダークファンタジーのラインナップになぜスレッサーが?という気持ちはあるのですが、それはおいといて)
後書にあったのですが、ディックの作品は後期には思想が入って来るので、普通のSFではなくなり、後期になると×というファンが居るそうです。
→ファンとまでいきませんが、私は、確かに「前期」のディックが好きですね。
今回は前期を中心に集めた本なので、「私にも読める&なんだか懐かしいぞ」でした。
表題作「髑髏」は、タイムトラベルものには、結構ある感じの話ですが、やはりディック独特の厭世観というか・・・が、漂っています。
「奇妙なエデン」は、ああ、これがブラウンだったら、コメディ仕立てにしちゃうんだろうなと思わせる話。
「根気のよい蛙」も「学者肌」の、おいおい、死にかけたんじゃ(殺されかけた?)ないのか?とツッコミたくなる論争も好きです。
私は未読の作品が半分くらい(しかし、なんか読んだような気も・・・あり)あったのですが、どうやら、新しい作品がない?らしいので、残念と思う方もいるかと・・・
ディックといえば「悪夢としてのP・K・ディック」という本を読んだとき、この人は心底「悪女」に弱いのねと思いました。作品に出てくる悪女は、実在していたわけです。
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