チャペックの短編

私はヨゼフ・チャペックの「こいぬとこねこは愉快な仲間」という本が大好きです。

挿絵もヨゼフが描いていて、すごーく可愛いんです。
 
チェコの祝日の挿絵については、旧ソ連の影響下ではカットされていたと後でしりました。
今は違うと思いますが、当時の人が見ていない挿絵を、私たちは見ることができるんだと。
時代を感じます。
カレル・チャペックの短編集が図書館にあって、読んでみました。
(挿絵って重要だとわかりました。同じ話であっても挿絵で本のイメージ自体が変わってしまいます。
余談ですが、新訳の「ナルニア国物語」シリーズを読もうとして、(子供の時に全部よんでいます)手にとりましたが、挿絵が違うので、読めない→挫折。
気に入った話
「二度のキスの間」
・お嬢様のヘレナと使用人のヤクブが恋をして→ヘレナはほかの男と結婚させられて苦労して→20年後にヤクブと結婚するけど、もう、心が凍っている。
最初のキスから20年目に二度目のキスをして、ヘレナの心に何かがうまれる。
 
「輝ける深淵」
・タイタニックを思わせる設定
主人公は船で、運命の女性と出会う。船が沈みそうになって、主人公は彼女を船中探す→いない→救命ボートに乗っても彼女はいなかった、
 
「ビハーリ男爵の債権者クラブ」
・詐欺師のビハーリ男爵に騙された男たちが、彼をとっちめても金を回収できない。
彼が、山を当てるのを待って待って・・・男爵はアメリカへ
 →この話はすごくコメディのようでした 
 
「匿名者」
記者に匿名で苦情の手紙(しかもお金のかかる速達)が何度も来る。
一体だれが・・・と思いながら、道を歩いていたら。
ボロボロの格好をしている男が、何かを落としてので拾ってあげたら、すごく感謝した
→落とした物は、記者あての「手紙」
記者は会ったことも無いこの男が自分の「脅迫者」(?)である事を知る。
貧乏そうな男がわざわざ超過料金まで払って自分に手紙を送っている
その事実に驚く
でした。
 
意外に思ったのは、「スペイン旅行記」で、
トレドにハプスブルグの紋章が刻んである事に気がつき、拒否反応というか何と言うか・・・
やっぱり、チェコの人はハプスブルグの支配が嫌だったな・・・
と思いました。
ツアーだと、ウィーン・プラハ(ブダペストも)セットになっていて、「はプルブルグ帝国」って感じなんですが、ちょっと複雑、

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「英国貴族文化案内」面白いんだけど、皆が「ダウントン・アビー」観ているわけじゃないと思う。

「大人の教養としての英国貴族文化案内」(ちょっとタイトルが気恥ずかしいような)を読みました。

内容な面白いんですが(「おだまり、ローズ」(アスター子爵夫人付きのメイドの回想を思わせる)、色々と例として出てくるのが「ダウントン・アビー」なので、
「観ていない」私は、まあ、創造していくしかないというか。
この本を読むひとは、当然観ているという感じで、ちょっとだけ不親切。
 
面白かったのは、
アメリカのお金持ちの娘が、イギリス貴族に嫁ぐ話で。
よく小説にもそんな設定があります。最近読んだミステリだと「主婦の鑑」(リチャード・ディーハン) 
あのツタンカーメン発掘の「カーナヴォン卿」の妻:アルミナは(ロスチャイルドの隠し子?ともいわれ)とにかく、ロスチャイルドがスポンサーで、そのお金無くしては、ツタンカーメンの発見は無かった。
 
あのダイアナ妃の先祖(アメリカの富豪:娘婿の浪費に愛想をつかして、婿の借金は支払い、孫をアメリカに連れて来て、「イギリスには戻らない」という遺言書を書いた→孫は、祖父の死後、遺言書を無効にして、さっさとイギリスに戻り→その子孫がダイアナ妃
 
と言った、トリビアでした。
 
 

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図書館に本を読みに行く

私は4つの図書館を利用しています。

主に職場の近く2つと。
住んでいる自治体の図書館2つですが。
自治体の図書館は、私のとこからは遠いので、平日に行くことはできません。
しかし、休日に行くのも・・・という事になり、しばらくご無沙汰していました。
自治体の図書館→古い本があるんです。
で、どうしても、そこでしか読めない本があり、
貸出予約をして、休日に図書館に行き、そこで、読み切って返却するようになりました。
貸出期間は2週間なので、最初のうちは返せると思ったのですが、この前はどうしても行けなくて、郵送で返しました
まあ、交通費等考えると、郵送も効率的ですから。
最近の図書館は「水」は持ち込みokのところが多いのですが、そこは×で。
夏とかは席をはずして、水筒の中身を飲んだりしていました。
あ、夏は暑くて長居できないかった。。。
図書館にもいろいろ傾向があって、それに応じて図書館使いわけるのですが、
最近、「あなたは私ですか?」というように、レアなミステリに予約入っていたり、
ああ、同好の士がいるとおもいつつ。
 
図書館を充実させたいと思っています。
使わないと図書館に予算つかない
ベストセラーが大量にリクエストされて入るくらいなら、○○社海外ミステリ揃えてもらうように、リクエストする!とか思っています。

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ジョー・ネスボ ハリー・ホーレシリーズ→時間軸が大変

ジョー・ネスボの「ハリー・ホーレ」シリーズ→一応、読んでいる。

今回も新作「贖い主」が出たので、読んでます。
このシリーズは、結構「読ませる」ものがあるんですが、
出版順がぐちゃぐちゃ(よくあると言えばそうなんですが)
「コマドリの賭け」以外は、集英社→出版年みたら「スノーマン」が一番最初で(これはミステリとしては、(人間関係は別として)まとまっていますが。
恋愛関係とか、敵対関係とかが分からない→????でした。
 
第一作の「ザ・バット 神話の殺人」は「トンデモ系」なので(後の人間関係には関係なし)
これは別として、時系列に訳してくれれば、その後の混乱がなかったような気もします。
 
今回の作品。
後の作品で、ある恋愛の「前段階」を知ることになり、そうだったのか、と、??と思っていたのがやっと分ったのもありました。
前半のシリーズを通しての大きな事件があったのが、やっとわかったような・・・
出版社が分かれると、読むのが面倒なんだなぁというのも感想でした。
確かに、読ませます。

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小ネタ 「特捜部Q」ってデンマーク作品だった

知らないうちに「ミレニアム」5が出ていて。
(しかし、引き継いだ作家については別になんだけど)

スティーグ・ラーソンが死んだら、籍入れていなかった30年以上一緒に暮らしてたパートナーには、財産がいかないというのは、北欧進んでいると思ったのに、ちょっと、びっくり9
 
で、図書館の(早い話が)英米独仏ロ以外の棚(北欧?)で、ミステリを借りて、特捜部Qを再読(新刊は予約待ち)
で、てっきり、スウェーデンと思っていて(ってか、コペンハーゲンってしっかり書いてあったのに気が付いていない)
そこに、「ビャルヌ・リースがツール・ド・フランスで勝った時のような大騒ぎ」という一文がさらっとあり、深い感銘をうけました。
いや、私の好きな(だった?)Tモバイルのヤン・ウルリッヒの先輩で、その時、ウルちゃんは2位で(えーと、後にドーピング問題で色々あり・・・)
この、たんなる一文に、走馬燈のような思い出がよぎるのは、特捜部Q読んだ中でも少数派だと思いましたが、
これで特捜部Qがデンマークもの(あとリースがデンマーク出身)と忘れないと思いました。

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