「紅茶もまだ温かく」→「家族の問題」(新訳)・・・私は昔の方が好き

 ミステリマガジンに「家族の問題」(アリンガム)が新訳で載っていました。

この話は「紅茶もまだ温かく」というタイトルで昔読んで、かなり印象に残っている作品だったので、再録の対象になって嬉しかったです。

現代が”Family Affair”なので、「家族の問題」というのは、全く真っ当なタイトルではあるのですが、文中で言及される「マリー・セレステ号事件」で「紅茶もまだ温かかった・・」という部分があるので、もとのタイトルの方が、個人的には好きです。
新らしいタイトルはちょっとだけ、ネタバレになってしまうので。

とても懐かしくて、ミステリマガジンの過去の作品(短編)に、良品は沢山あるので、これからももっと紹介してほしいと思います。

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「ヨーロッパの幻想美術」 ファム・ファタール集合

海野弘監修 パイ・インターナショナルの美術本

今回のテーマは「ファム・ファタール」
色んな絵が紹介されています。サロメ、スフィンクス(女性か?)、ハーピー
知らない作家多数。
スゴイと思ったのは、「個人蔵」の嵐(?)→知らないの、当たり前?かもとも。
幅広い作家を取り扱っているので、ここら辺は「対象外だな」とか、無理に思い込むことにして、「買わないで」すましました。
この本には面白い趣向があって、小口のところが、斜めにすると「花」、逆の方向からは骸骨になります。是非、ご覧ください。

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北欧ミステリ サラ・ブレーデル シリーズものだった・・

スウェーデン・ミステリ傑作集「呼び出された男」を読んで→図書館で北欧ミステリの棚をチェックして、たまたま新刊で読んだ「失踪人特捜部」(サラ・ブレーデル)の既刊の「見えない傷痕」サラ・ブレーデルの両方をチェックしました。

で、「失踪人・・」の方は、あれ、主人公同じ人だっけ?友人の名前は同じだけどな・・・
話の内容はミステリというより(シリーズもののドラマ)
昔の「社会問題」を取り扱った内容で、すごく暗い。しかも、この設定はどうか?とも思ったりしました。
一番気になったのは、シリーズものの翻訳が、複数の出版社から出る時の悪いパターンが・・・
調べたら「見えない傷痕」は2作目で、「失踪人」は7作目
この間に主人公の状況は激変している。→激変より、彼女の若い頃の「事件」が「見えない傷痕」に全然(?)描かれていない事を知りました。
2冊の間の話がごっそり抜けているので、ものすごい違和感
ま、これは、原作がそうなので仕方ないと思うのですが
で、後からの翻訳に、過去の翻訳についての言及がないのが残念でした。
すみません 単にグチになってしまいました。

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ギゼラ登場「月明かりの男」マクロイ

マクロイの新刊「月明かりの男」を読みました。

後にウィリング夫人となるギゼラが登場する作品なので、どんななれそめ何だろうと思っていました。
新刊なので、詳細ははぶきますが、ギゼラが後の「良妻」イメージとはちょっと違うような。。。
そこで、思ったのですが、ギゼラって「暗い鏡の中に」では、それなりに出てくるような気がするのですが、その他は「一緒にいる」的な役割が多いような。。
イメージがあまり無い。もっともウィリング博士も、個性的じゃないといわれていますが。
私はマクロイは「暗い鏡の中に」(短編の方:多分タイトルは違います)で知りました。
すごいと思い長編と、「殺すものと殺されるもの」「幽霊の2/3」を探し→他の作品がでるのを待っていた状態だったんですが。
最近、ウィリング博士の「謎解きというか分析」が、何か長いなぁ・・・とか思ってしまっているのです。登場人物の描写がすごく良かったり(とくに悪女)するんですが、謎解きの段階で、私は、ふーんそうなんだ・・になっているのでした。
それでも読んでみたいマクロイでした。

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図書館にて

ずっと前に予約していた本の順番が来て借りました。
ふと予約日を確認したら、1年も前でした。
長く「待ち」をする本と、ある程度しか待たない本を分けていたので、そこまで長い期間予約していたのすら忘れていました。

ミステリではありません。ミステリは基本、「そこまで待たない」んです。
もっとも最近は、え?ミステリ新刊なのにいきなり予約が沢山入っている。という事も多いのですが。

ミステリはそこまで予約が入るものではないので、予約して読む→欲しかったら買うという生活をしています。

ただ、やはり景気が悪いせいだと思うのですが、本にものすごーーく予約が入っています。
みんな「借りる」んだなと思いました。

ただ、(自分も読みますが)ベストセラーが大量にとか、普段でも普通の○○文庫が何冊も図書館に入るのはどうかとも思います。
ある程度すぎると、その文庫はあまり稼働しないので、できれば、図書館には普通にはないような本を収蔵してほしいと思っています。

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